城  茶人プレーのポイント  城

茶人に必要な能力

茶人は、ある程度のお金と膨大な時間が必要なだけで、能力を必要としません。必要なのは、プレイヤーがストレスに耐えることです。

茶人を主人公に選ぶと、最初から茶人札を持っているため、クリアに必要な各種回数が減ります。

最もつまらない職業

個人的な感想ですが、全職業で茶人が最もつまらないです。単につまらないだけでなく、イライラさせられます。茶人エンディングを目指す方は、それなりに覚悟しておいてください。

茶人の最大の利点は、いきなり城主になる方法があることです。茶人エンディングを諦め、武士へのプロセスだと割り切れば、それなりに利用価値がある職業です。

おすすめ初期追加札 (太閤立志伝V DX)

2種類以上のエンディングを達成すると、ゲーム開始時に取得済み札の1枚を主人公に持たせることができるようになります。

もし[神医]の札を獲得済みだったら、持たせておくと良いです。病気になりにくくなり、茶器製作を連続で実行できるようになります。

茶人の流れ

まずは、交易などで資金を貯めて、茶器を買います。今後もお金が必要になりますので、多めに稼いでおいた方が良いです。

茶器を買ったら、とにかく茶席を繰り返します。エンディングに必要な茶席の回数は800回や1000回ですので、茶席だけを繰り返しても、この作業だけで3年くらいかかります。武将の多い大名の城へ行き、ストレスや腱鞘炎と戦いましょう。

茶席回数が500回を越えたら、大茶会のイベントも達成しておきます。そこでもらえる[茶聖]札も、クリア条件の1つです。

[茶仙]や[茶聖]になると、自宅に[茶室]を作れるようになります。今度は、[茶室]で茶器を作り続ける作業を始めます。これも、なかなかストレスがかかります。

[茶聖]札、茶席回数、茶器製作経験の条件を満たすと、ようやくエンディングです。

茶人イベント

茶席回数や茶器製作経験によって、いくつかの茶人イベントが発生しますが、それらで得られるのは茶席回数や茶器製作経験です。

クリアに関係しませんので、無理に達成する必要はありません。退屈な茶人生活の気分転換くらいの意味合いです。

大茶会イベント

茶席を500回以上実行し、自作ではない価値7の茶器を所有していると、1月に拠点で大茶会イベントの予告が発生します。一か月後に大茶会イベントを行いますので、副業で茶人をしている場合は、主命に気を付けましょう。

茶器製作

[茶仙]や[茶聖]の称号を獲得したら、自宅に[茶室]を作れるようになります。[茶室]と言っても、茶会よりも茶器製作がメインです。

茶器製作では、茶器の種類、形、職人の順番に指定し、その組み合わせで品質が決まります。茶器の種類と形は自由に選べますが、選べる職人はランダムですので、職人を確認してからキャンセルで戻って茶器と形を選び直す、という二度手間を強いられます。

そこでコツですが、毎回[茶碗] [白色]を選び、職人で[道入] [兵部] [五郎大夫]が出たら当たりです。[茶碗] [白色]の組み合わせは得意な職人が多いので、職人3人を覚えるだけで高確率で成功します。

面倒なのが、体力が減ると茶器製作が失敗することです。失敗したら、茶器製作経験ももらえません。1回の茶器製作で体力が30減るので、茶器を1つ作る度に体力を回復させる必要があります。

完成した茶器は、名前を付けて保有するか、捨てます。このネーミングシステムの操作性もやはり悪く、それなりにストレスになります。

クリア条件

茶人エンディングの条件は、[茶席回数] [茶器製作実績] [茶聖]です。[茶席回数]と[茶器製作実績]の量により、2種類のエンディングに分かれます。

茶器でいきなり武士の城主

いくつかの条件を満たすことで、いきなり武士の城主になることができます。

条件は、主人公が茶人(支配人未満の商人なら副業も可)で、自宅に茶室があり、価値7の茶器を2つ以上所持していることです。加入できる勢力は、直轄城があり、大名の性格が[欲深い]ことです。この条件を全て満たしていると、大名に会った時、価値7の茶器1つと引き換えに、いきなり城主で抜擢してもらえます。もちろん、おすすめは織田信長の配下です。

茶人時代に行った膨大な茶席も、同僚の親密度になって返ってきますし、茶器にかかった費用も、城主なら軍資金を着服できます。

茶器高額売却

大名と茶席をした際、茶器を譲ってほしいと聞かれることがあります。その時の提示額がなかなか高額で、一度断るとさらに金額を釣り上げることができます。提示額は価値の3倍で、商屋の売却価格の10倍くらいです。

米転がしのできない職業だったら、悪くない収入源です。交易と違って、山賊に襲われることもありません。

茶室外交

武士や商人を茶室に招いて、人事や外交に口を出すことができますが、茶人当人には全くメリットがありませんし、クリア条件にも関係ありません。

副職で上手な利用法があるかと考え、いくつか試しました。天覧試合の直前にライバルの剣豪を茶室に招待し、茶室に待たせている間に優勝する方法を試したのですが、そもそも、剣豪は茶室に招待できませんでした。武士になり、敵将を茶室に招待した間にその居城を攻めようと考えたのですが、敵将も招待できませんでした。

このシステムを利用すれば、かなり難しいのですが、御家再興も可能です。茶人として大名と浪人を茶室に招待し、その浪人を推挙し、その元浪人に仕官し、上司が城主になったら[謀叛を促す]ことで、任意の浪人を大名として独立させることができます。